Club Yoursのポリシーをご紹介します。〜オーナーは元風俗嬢の女性なんです〜

こんにちは、Club Yoursのオーナー兼中の人のANです。

今日は、ちょっといつものブログとは角度を変えて、Club Yoursのポリシーというか立ち上げの精神をお話ししたいと思います。

 

【Club Yoursのはじまり】

私は、30代既婚です。夫とは首都圏で知り合い、結婚して長野県松本市に落ち着いています。

出身はそれぞれ私は北国、夫は中部地方と全く違うので、長野県には正直縁もゆかりもなく、血縁者もいないため、友達はおろか知り合いゼロで生活をスタートさせました。

必然的に毎日話す相手はお互いのみとなります。

そうすると、特にケンカをした時に、ものすごく孤独になってしまうことに気づきました。相手の顔なんか見たくないのに、一つ屋根の下に二人きりです。

その時に、「ああ、こういう時に優しくなぐさめて話しを聞いてくれて、後腐れ無く秘密厳守な男性が身近にいたら、どんなにいいだろう」と思ったんです。

それから、女性用風俗というサービスは知っていたので、すぐに東京のセラピストさんを予約しました。

とっても素敵なセラピストさんで、静かに私の話に耳を傾けてくれました。ガチガチに緊張していたのですが、大丈夫だよ、とずっと伝え続けてくれました。

【Club Yoursの立ち上げを決意】

その素敵なセラピストさんの思い出を胸に、私はClub Yoursの立ち上げを決意しました。

もう一つ、私が女性用風俗を立ち上げたかった理由があります。

結婚したことによって、裸になって性的なことをする相手が夫だけになりました。結婚した当初は毎週のようにセックスしていましたが、だんだん、だんだん、間隔が開くようになり、ついにセックスレスのラインと言われる1ヶ月何もない日々になりました。

私は、自分の『女性という性』に自信を無くしていました。私は太り気味で体型に自信がありません。自分にはもう『女性としての魅力』は皆無になってしまったんだ・・・。そう思っていました。

でも、初めてのセラピストさんは、私で勃起してくれました。一緒にはぁはぁと息を乱してくれました。「私で興奮してくれる」この事実がどれほど私の自信を回復させてくれたことか・・・。

その事も、私のClub Yours立ち上げへの想いを後押ししてくれました。

【Club Yoursのポリシーを決めた理由】

私は、結婚前に風俗嬢だった期間が長いです。兼業だった時も専業だった時もあります。お店もおよそ20〜30店舗ほど経験しています。

その中で、疑問だったのは、

  • 雑費、という名の給料から引かれる謎の費用(1日1000円くらいから、1日1万も取られる場合も!)
  • 在籍費という、さらに謎の東京の吉原ソープの制度(半月に一回3万円支払わなくてはいけない。お店がやってくれている宣伝への対価らしい)
  • コンドームなどの仕事に使う備品は自費購入
  • 毎月義務づけられている性病検査も全額自腹
  • プロフィール写真の撮影代、ヘアセット・メイク代が一部しか補助されない
  • 写メ日記をどんなに頑張っても1円もバックがない

等々、主にお金の面で理不尽だな、と感じることが多々ありました。

【Club Yoursのポリシー】

なので、Club Yoursでは、セラピストにとって理不尽なことは一切しない! と決断しました。

  • 初期費用、登録費用は¥0
    (男性用風俗店に所属するだけではお金は取られませんが、なぜか女性用風俗店では登録費なる入店するだけでかかるお金があります。大手の某基地は7万円ほどだそうです)
  • プロフィール写真のヘアセット代、撮影費は永遠に無料
    (これも、女性用風俗でも全額自腹の店が多いです)
  • 講習費用、永久¥0
    (座学のマニュアル、女性モデルさんを入れた実技講習も全て含めて¥0です。入店後の講習も¥0、書籍の全額購入補助等を実施しています)
  • 性病検査代、検査キットをお店から支給するのでずーっと無料
    (GME研究所の検査キットをお店で一括購入しており、入店時と、入店後は規定回数接客したセラピストにお渡ししています)
  • お客様の指名料は¥0だけど、お店から指名料バックを支給
    (特にリピート指名は手厚くしています。努力の成果だからです。)
  • ガソリン代を¥500か¥1000、お店から支給
    (お店が小さく送迎車を出せないため、自車出勤してもらっています。ですので、ガソリン代がセラピスト負担にならないようお店から距離に応じて支給しています)
  • 駐車場代等の雑費は、お店が負担
    (本来はお客様負担ですが、少額で支払ってもらいにくい費用はお店が負担します)

と、お金に関することだけでも、これだけのルールを自分に課してClub Yoursをスタートさせました。

これだけのことをすれば、お店の取り分はもちろん少なくなります。

でも。

接客したらお金が出ていくなんて、セラピストする意味ありますか? ということなんです。

私は、接客されたお客様・接客したセラピスト・お店の三方向win-win-winがいいんです。絶対、あきらめたくないんです。

このビジネスで不幸になる人が出て欲しくない。絶対、全員に幸せになって欲しい。

そう思ったときに、せめてお金の面はお店が負担できる限り負担して、1mmの理不尽も自店のセラピスト負わせたくなかったんです。だって、自分が嫌な思いをしてきたから。

私は、自分が嫌なことをされたら、同じ事を他人にはぜーーーーーったいにしたくないんです。それが正しく生きていくことだと思うからです。

【Club Yoursを立ち上げて】

お金の面のルールは、幸い曲げることなくここまで来ることができました。

お店の代表として、内勤スタッフとして出来ること、改善点は無いかと日々試行錯誤をしています。

最近は、最低でも1ヶ月に1回は顔を合わせて打合せをして、現状の立ち位置の確認や意気込み、Club Yoursだけでなく人生の悩み事はないかなどセラピスト達とコミュニケーションを取っています。

私はClub Yoursの経営者ですが、その前に一人の人間です。私という人間が手助けできたり、一緒に悩むことで気持ちが軽くなるなら、いくらでもそうしたい。そう思ってセラピストと向き合っています。

少しずつ、少しずつ、良い風が吹いてきている、そう肌で感じています。

【終わりに】

長い文章をお読み頂き、ありがとうございました。

私は、Club Yoursのポリシーが女性用風俗店のスタンダートになればいい、長野にかっこいいお店がある、と全国にとどろかせたいです。

そのためにこれからも最大限の努力を続けていきます。

どうぞ、お付き合いくださいませ。

【追伸】

女性用風俗に興味をもったけれど、ちょっと怖いな・・・と言う方に、当店では【女性用風俗 体験談】というコンテンツを用意しております。

色んな年代、バックグラウンドを持った女性達の、リアルなストーリーです。

ぜひこちらも参考になさってください。

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